2014年12月8日
平成18年度から実施している県内ボランティアの祭典「火の国ボランティアフェスティバル」。
第8回目となった平成26年度は、「思いやり、つながるキモチ、菊池」を大会キャッチフレーズとして、11月22日(土)・23日(日)の両日、菊池市文化会館をメイン会場に開催され、県内外から約850名のボランティア等の方々が集まり、ボランティアを通して「学び」と「感動」を共有しました。
第8回目となった平成26年度は、「思いやり、つながるキモチ、菊池」を大会キャッチフレーズとして、11月22日(土)・23日(日)の両日、菊池市文化会館をメイン会場に開催され、県内外から約850名のボランティア等の方々が集まり、ボランティアを通して「学び」と「感動」を共有しました。
オープニング(1日目)
オープニングアトラクションとして、菊池市文化会館の会場周辺で菊池圏域のゆるキャラが来場者を出迎え、会場内では、合志市立合志中学校の吹奏楽部による演奏が行われました。
開会式典
実行委員会副会長の荒木義行合志市長
実行委員会会長の江頭実菊池市長
熊本県ボランティア連絡協議会の潮谷愛一会長
第8回火の国ボランティアフェスティバル菊池実行委員会(以下「実行委員会」)副会長の荒木義行合志市長による開式宣言のあと、開催地を代表して実行委員会会長の江頭実菊池市長から、主催者を代表して熊本県ボランティア連絡協議会の潮谷愛一会長から開会と歓迎のご挨拶がありました。
第1分科会
第1分科会は、マスターズ陸上選手権大会(90歳~94歳)等で世界記録を保持している守田満(みつ)氏(91歳)から「人生終盤こそ輝け!!スーパー高齢者」をテーマに、出演したテレビ番組の映像を交えながら、毎日の食生活やトレーニングの様子、友人や家族などの周りの理解と後押しの重要性など、常に目標を持ち、挑戦し続ける秘訣についてお話しいただきました。
第2分科会
第2分科会は、「わくわく科学遊びにかたらんね 作って・遊んで・人の輪を」をテーマに、大津町立大津中学校の隅倉(すみのくら)雄一校長を講師とし、「傘袋ロケット」や「ストローとんぼ」作りなど、身近なものを使った製作体験を通して、参加者同士の交流を深めました。
第3分科会
紙芝居とわらべ唄の妻籠座の原保奈美座長、男の井戸端サロンの田代宏男会長、あけぼのサロンの豊住幸夫大津町社会福祉協議会副会長、光団地区見守りネットワークの川端フジノ代表
第3分科会では、「心つながるボランティアのわ(輪・話・和)」をテーマに、熊本学園大学の和田要教授をコーディネーターとし、「紙芝居とわらべ唄の妻籠座(つまごめざ/菊池市)」の原保奈美座長、「男の井戸端サロン(合志市)」の田代宏男会長、「あけぼのサロン(大津町)」の豊住幸夫大津町社会福祉協議会副会長、「光団地区見守りネットワーク(菊陽町)」の川端フジノ代表から発表がありました。
原座長からは、「菊池むかしむかし」の郷土に伝わる昔話やわらべ唄を後世に伝えるための小中学校や図書館、福祉施設などでの紙芝居のボランティア活動について、田代会長からは、農園活動を通しての異世代間交流や地域の防災マップ作りなどの活動について、豊住副会長からは、大津町のあけぼの団地で毎月開催しているふれあいサロンや小学生への見守り活動、子ども会との交流活動の取り組みについて、川端代表からは、菊陽町の光団地区で実施しているふれあいサロンや見守りネットワークの取り組みについて報告がありました。
原座長からは、「菊池むかしむかし」の郷土に伝わる昔話やわらべ唄を後世に伝えるための小中学校や図書館、福祉施設などでの紙芝居のボランティア活動について、田代会長からは、農園活動を通しての異世代間交流や地域の防災マップ作りなどの活動について、豊住副会長からは、大津町のあけぼの団地で毎月開催しているふれあいサロンや小学生への見守り活動、子ども会との交流活動の取り組みについて、川端代表からは、菊陽町の光団地区で実施しているふれあいサロンや見守りネットワークの取り組みについて報告がありました。
ふれあい広場(物品販売・交流スペース)
メイン会場となった菊池市文化会館内には、2日間にわたりふれあい広場が設けられ、地元のボランティア団体や福祉施設等による手作り雑貨や特産物の販売が行われました。
交流会
熊本県社会福祉協議会の廣田大作常務理事
実行委員会会長の江頭実菊池市長の開催地代表挨拶のあと、熊本県社会福祉協議会の廣田大作常務理事の乾杯の発声で交流会がスタートしました。
アトラクションとして、菊陽町馬場楠獅子舞保存会による獅子舞が披露されました。
アトラクションとして、菊陽町馬場楠獅子舞保存会による獅子舞が披露されました。
オープニング(2日目)
2日目は、オープニングアトラクションとして、1型糖尿病と闘いながらもエアロビック競技選手として活躍している大津町出身の大村詠一選手をはじめ、県内でエアロビックやダンス活動を展開している方々やくまモン、菊池圏域のゆるキャラを交えた躍動感あふれるダンスやエアロビックの演出で2日目の幕が開けられました。
記念講演
バイクのテスト走行中の事故で脊髄を損傷し下半身不随となり、バイクレーサーから車いすのカーレーサーへと転身した青木拓磨氏の講演では、「栄光からの挫折、そして再び世界へ」をテーマに、障がいを負ったことは不幸なことではなく、障がいを負ったことで新たな出会いがあり、新しい人生が始まったこと、障がいのある方をもっと身近に感じてほしいことなどについて、自身のアメリカでのリハビリ体験やレースへの出場経験をもとにお話しいただきました。
引継式
菊池市ボランティア連絡協議会の中島紘一会長から次回開催地である宇城ブロックに大会旗が引き継がれたあと、宇城市ボランティア連絡協議会の徳永鉄男会長が次回フェスティバルの意気込みを語られました。
閉会式
実行委員会委員で大津町社会福祉協議会の豊住幸夫副会長が閉会のご挨拶を述べられ、2日間の大会が盛会の裡に幕を閉じました。