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「第6回火の国ボランティアフェスティバル荒玉」」の報告(第6号)

2013年2月21日
平成18年度から実施している県内ボランティアの祭典「火の国ボランティアフェスティバル」。
第6回目となった今年平成24年度は、「つながる心 今、歴史の宝庫 荒玉で」を大会キャッチフレーズとして、11月10日(土)・11日(日)の両日、九州看護福祉大学を会場に開催され、県内外から2日間で約1,300名のボランティア等の方々が集まり、ボランティアを通して「学び」と「交流」を深めました。

オープニング(1日目)

オープニングアトラクションとして熊本県立北稜高校生による北稜太鼓の演奏と、「おとのわmusic~音の和でつながる心とこころ~」と題し、玉名市在住の夫婦ユニットである川原一紗さんと藤川潤司さんによる民族楽器の演奏が行われました。

開会式典

実行委員会会長の髙嵜哲哉玉名市長からのご挨拶と、主催者を代表して熊本県ボランティア連絡協議会の萩嶺淨円副会長からご挨拶がありました。

キャッチフレーズ表彰式

本フェスティバルのキャッチフレーズである「つながる心 今、歴史の宝庫 荒玉で」をつくった長洲町立六栄小学校1年の磯野誠心さんへ髙嵜会長から表彰状の贈呈がありました。

基調講演

鹿児島県の大隅半島にある鹿屋市の柳谷集落(通称「やねだん」)の公民館長である豊重哲郎さんの講演では「地域再生 やる気を起こせば、必ず奇跡が起こる」をテーマに、行政任せにしない地域再生方法について、自身が自治公民館長を務める柳谷集落での成功例をもとにお話しいただきました。

第1分科会

第1分科会は、「地域の魅力 可能性は∞(無限大)」をテーマに九州看護福祉大学の村田文世准教授をコーディネーターとし、「介護ホームはぶの」「NPO法人高瀬蔵」「夢ランド十町」から事例発表がありました。

第2分科会

第2分科会は、「ボランタリズム」をテーマに九州看護福祉大学の姫野建二専任講師をコーディネーターとし、正念寺の隈部廣宣前住職から日赤発祥の地と呼ばれる由縁となった西南戦争時の正念寺の活動についてお話しがあった後、長洲町ボランティア連絡協議会の浦田計廣会長、小岱山薬草の会の宮永マス子会長から活動発表がありました。

第3分科会

第3分科会は、「震災から学ぶ地域づくり」をテーマに九州看護福祉大学の茶道屋拓哉専任講師をコーディネーターとし、九州看護福祉大学の学生とれんげ国際ボランティア会から東日本大震災で被災地となった福島県いわき市におけるボランティア活動についての報告がありました。また、長洲町西新町地区社協からは「爺・婆ネット」「みんなの蔵」による防災活動についての事例発表がありました。

第4分科会

第4分科会は、「学生の活動発表~つながる出会い~」をテーマに、九州看護福祉大学の久差賀眞里准教授をコーディネーターとし、学生による活動発表が行われました。
まず、九州看護福祉大学の学生からピア・カウンセリングサークル「イコイバ」の活動について発表があり、次に、菊水中央小学校の生徒から地域におけるジュニアガイドの活動について、最後に玉名警察署管内の6校の高校生で組織している玉名地区学校等警察連絡協議会から防犯ボランティア(=ボウハンティア)の活動について発表がありました。

物品販売・展示ブース

学食棟内には地元ボランティア団体による展示コーナーがあり、芝生広場に設けられた物産販売コーナーには福祉施設等による手作り雑貨や薬草水餃子等の地元食材の販売が行われました。

交流会

荒玉自慢のアトラクションでおもてなし。
「横島潟担い節保存会」によるオープニングセレモニーと「荒尾市民楽団864(やろうよ)!」による演奏。

オープニング(2日目)

2日目は、九州看護福祉大学の学生サークル「飛羽隊」による躍動感あふれる演舞と伊倉仁○加保存会による「つながり」をテーマとしたにわか劇で幕を開けました。

引継式

髙嵜哲哉会長から次回開催地である八代ブロック代表の橋口尚正八代市ボランティア連絡協議会会長に大会旗が引き継がれました。橋口会長は「来年は八代でお待ちしています」と、次回フェスティバルに向けての意気込みを話されました。
社会福祉法人熊本県社会福祉協議会
〒860-0842
熊本県熊本市中央区南千反畑町3番7号
熊本県総合福祉センター内
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