2020年東京パラリンピックが、
福祉業界を目指すきっかけに。
前の職場がコロナの影響で閉店してしまい、次の職を探すことに。もともと姉が福祉関係の学校に通っていたこともあり、「福祉業界」も選択肢の1つとして考えていました。そんな時に、ハローワークに置いてあったチラシがきっかけで、熊本県福祉人材・研修センター主催の「福祉のお仕事入門セミナー」に参加しました。
正直、その頃は「介護」と「障がい者福祉」があることを知っているくらいで、自分から福祉関係の情報収集はほぼしていませんでした。そんなときに、ちょうど開催されていた「東京パラリンピック」に感化され、「障がい者福祉の分野」を目指すことにしました。
その後、熊本城ホールで開催された「福祉の就職総合フェア」という合同説明会に参加しました。その時にお会いした、現在勤務する職場の法人理事長との出会いが、入職への決め手となりました。
福祉業界は未経験でしたので、その不安を正直にお話ししたところ、理事長が「経験や知識がなくても、熱意があれば大丈夫!」という言葉で背中を押してくださいました。その言葉が深く印象に残っています。
現在は、玉東町にある「多機能型施設るぴなす」に勤務しています。利用者さんが最初は出来なかったことでも、その方に合わせて挑戦を後押ししているうちに、自然とできるようになるんですよね。そういった「人の成長の瞬間」に立ち会えることは、心が震えますし、今まで経験した仕事の中では得られなかった充実感がありますね。